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2006年06月15日

産卵見学の際の写真撮影について

ウミガメが産卵する様子は、本当に感動的で、初めて産卵に立ち会った人で、しかもそこにカメラがあれば、誰だってフラッシュをたいてシャッターを切りたくなるものだと思います。

産卵中のカメにフラッシュが具体的にどのような影響があるのか解明されているわけではありませんが、ただ、次の点にはどうぞご配慮ください。


(1)産卵開始前の撮影・・・産卵を開始するまでは、カメは非常に敏感です。1度フラッシュなどのライトをたいたら、カメは上陸や産卵を止めてしまいます。卵を産み始めるまでは、フラッシュはもちろん、懐中電灯の照射も厳禁です。

(2)顔面に向かって何度もフラッシュをたく・・・人間だって許可無くこれをされたら気分が良くありませんね。カメにも多大なストレスを与えると考えられます。

(3)海に戻るカメの撮影・・・戻っていくカメに対しての影響は不明ですが、同じ時間帯に海中で上陸を待つカメの産卵を阻害することになります。できるだけ避けたいものです。

私も初めてカメに出会ったときには、うれしくて、感動して、カメの気持ちなど考えずに、バシャバシャシャッターを切ってしまったものです。でも今になって思えば「カメさんごめんなさい」という気持ちです。

極力カメに負担を与えないように・・・そう気を配りながら、感動の1枚を分けてもらいたい。そんな気持ちで撮影された写真ではないかと思います。メンバーサイトーさん撮影の1枚を紹介させていただきました。

[文:pig/写真:サイトー]


Posted by 沖永良部ウミガメネットワーク at 17:46│Comments(1)TrackBack(0)ウミガメ観察の際の注意事項

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この記事へのコメント
写真を見てお分かりかと思いますが、この写真はストロボをたいていません。
産卵している穴の中にリーダーがペンライトを差し込んでくれたので、その灯りを頼りに撮影したものです。
ペンライトはすっぽりと穴の中に入れたので実際に視線を低くして横から見るようにすると、あまり灯りが外にもれていませんでした。海面から顔を出すカメにも、あのようなやり方だと、まあ気にならないかな、という程度でした。

pigさんが書いている通り、やはり上陸が始まった夜の浜でストロボ(フラッシュ)をたくのは、次に上がって来ようと思っているカメに対する悪影響が大だと思います。
この写真のように安心して使える光源がない場合には、心のシャッターを切りましょう。
Posted by サイトー at 2006年06月16日 11:31